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202304
しし座CW星を取り囲む星雲の姿 ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた宇宙の巨大な蜘蛛の巣のような星雲。 オレンジ色に見える蜘蛛の巣は、中心の年老いた赤色巨星しし座CW星から放出された塵による造形である。 この星は約650日で膨張収縮を繰り返す脈動型変光星で、一年に太陽の10万分の1もの多量のガスを放出している。ガスの放出も一様ではなく、 また放出量も同じではないため、複雑な模様ができると思われている。中心から放射状に伸びる光の直線は、星のまわりを厚く覆った塵雲の隙間から漏れた光である。 (ESA/Hubble, NASA, Toshiya Ueta(University of Denver), Hyosun Kim (KASI)) |
三田村有純作「渦彩彩光」 H3×W30×D23cm 漆、金銀粉、 顔料、木 シナ材を彫り、麻布を全面に貼る。 その麻布の面の表情を活かすように漆を塗り重ねる。 天空の星々が渦を巻くように輝く様に見える時がある。 大 きな金粉と螺鈿で表現をする。 |